こんにちは。総務の人です。
今回からMODEROID AV-X0 零式 を作っていきます
前回のイングラムと同じ、機動警察パトレイバーの機体です
この子は1989年に公開された劇場版第一作目 機動警察パトレイバー the Movie に登場します
イングラムの後継機として特車二課に配属予定の純警察用試作レイバーです
ソフト・ハードともに根本的な見直しが図られ、警察用レイバーとしては明らかにオーバースペックといえる性能を有しています
ハード面ではレイバーを軽々と持ち上げるほどの起重力と負荷性能を持ち、反応、対応速度もイングラムに比べて大幅に向上しています
劇中ではマニピュレーター(手)を使用する貫手と呼ばれる技で他のレイバーを刺し貫き、そのまま片手で持ち上げ膝に叩きつけて粉砕するというとんでもないことをしていました( ゚д゚)
貫手は強度を格段に上げ、さらに指先を先鋭化したマニュピレーターをそのまま武器として使います。その際イングラムにも備わっていたリボルバー装備時に使用する伸縮機能を使い腕を伸ばしてリーチを上げています
ソフト面では次世代レイバー用OSであるHyper Operating System、通称HOS(ホス)の使用を前提とした設計となっています
HOSはプログラム駆動のみで機体の基本性能を30%引き上げるとされる画期的なOSです
これもなかなかw
劇中ではこのHOSとコンピューターウィルスを軸として物語が進んでいきます。今ではOSやコンピューターウィルスといった言葉も耳慣れているものの、前述のとおりこの映画の公開は1989年、この時代はパソコンもやっと一般に普及し始めたくらいで、今でこそ87%以上のシェアを誇るOS、Windowsもまだ2.0が出たところで、本格的に普及し始めるきっかけとなったWindows95が発売されるのはまだ6年ほど後、インターネットは日本での開発研究が終盤を迎えやっと基礎技術が構築されたあたり、こんな時代にOSとコンピューターウィルスを題材にしたアニメというのはなかなか画期的でした(´∀`*)
画像が少ないので文字多めで進めております…(´ε`;)
零式の設定はこのくらいにして、作業のほうに戻ります
パーツ数はそれほど多くないし塗装もしなければいけないので、とりあえずすべて切り出しました
画像では白っぽいですが、イングラムと同じくグレー寄りです
イングラムでは横着しましたが、今回はちゃんと下地(黒) → 下地(白) → 白 の順番でやっていきます
で、いきなり下地白まで終わった画像です(;´∀`)
黒の時取り忘れました…さらに暗かったのか画像にノイズが…
ちなみに黒いパーツは下地(黒) → 黒 で塗装、フレーム関係はつや消しを吹いてあります
この後は白塗装しスミ入れと部分塗装をしてから光沢で仕上げ、磨いていく予定です
塗装の乾燥期間を挟むのでちょっと間が開くかもしれません…(ノ∀`)